犬猫の食べた後の器がネバネバしているとヤバい

犬猫の食べた後の器がぬめっている、お口の中がネバネバしているということはありませんか?

お口の中のネバネバやヌメリはヤバいですよね。

なぜ、お口の中がネバネバだとヤバいのでしょうか?

人間や動物が虫歯になるのも歯周病になるのも原理的には同じではないかと思います。

虫歯になるのは、

口の中にミュータンス菌が入る

スクロース(砂糖の主成分)が口の中に入る

口の中にミュータンス菌がスクロースを使って「グルカン」をつくる

ミュータンス菌と「グルカン」、さらに他の菌が合わさって歯垢を作る

歯垢内でミュータンス菌が酸を作り出し、脱灰が集中的に起こる

歯が溶けて虫歯になる

ということが起こるようです。

ミュータンス菌とは、正式にはストレプトコッカス・ミュータンスです。
グラム陽性で通性嫌気性のレンサ球菌の一種で、ヒトの口腔内にも存在し、う蝕(虫歯)の原因菌のひとつといわれています。

グルカンとは多糖類のことで、ネバネバした大きな分子です。

ミュータンス菌は、グルコシルトランスフェラーゼ(GTF)という酵素を持っていて、これを使って食べ物の中にあるスクロースからグルカンを作り出します。

グルカンの化学式は、(C6H10O5)nで表すことができるのですが、これはデンプンの化学式と同じです。

化学式は同じなのですが、分子のつながり方が違うのです。

このようにして口の中で作られたネバネバのグルカンが歯にくっ付き、ミュータンス菌が住みつくということです。

その歯垢の中でミュータンス菌は、グルカンが作られると同時に生じるフルクトースや、食物に含まれるグルコースなどをエネルギー源にしています。

そして、ミュータンス菌が自身のエネルギーにする際に生じる分解物が「酸」なのです。

ミュータンス菌はグルカンの中でぬくぬくと暮らし、乳酸や酢酸を吐き出すということで、脱灰が集中的に起こり、歯が溶けて虫歯になるということです。

お口の中がネバネバ、ヌメヌメはヤバいということがわかりますね。

だから、歯周病の原因は、歯垢の中で菌が増えることなので、歯垢だということですね。

口内ケアの目的は、歯垢を取り除き、お口の中の菌を減らすということが適切なケアだということがわかります。

つまり、歯垢の除去と口内の除菌が大事だということです。

歯周病は、犬猫の心臓、腎臓、肝臓、胆嚢、膵臓など、命に関わるさまざまな臓器の不具合の原因の一つで、重篤な状態になる原因の一つです。

重篤な状態になる子の多くは、お口の中の環境が悪いということがほとんどではないでしょうか。

口内ケアの重要性を理解し実行することが、病気予防には大事なのではないでしょうか。
 

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