腎臓といえば多くの方が知っているのは、「オシッコを作るところ」だと思いますが、腎臓という臓器のはたらきは多岐にわたります。
骨の問題であるカルシウムの吸収にも関わっていますし、体内の体液の浸透圧、pHのコントロールも腎臓という臓器の役割です。
糖新生が行われている臓器は肝臓と腎臓で、肝臓は主として全身の血糖値維持のためにグルコースを新しく合成しています。
猫の場合は、まさにこの糖新生の経路がスムーズに働くため、摂ったタンパク質をグルコースに変換し血糖値の維持を行っています。
だから、腎臓が悪いと低タンパク食にするというのは命取りになるのではないでしょうか。
「腎臓病には低タンパク質を!」という話は、経験論などから出てくる性質のものではないです。
ではなぜ、腎臓が悪くなると低タンパク食といわれるようになったかということをご存知ですか?
これは人の話ですが、ずっと以前に、ある新聞に紹介された事例で、茨城県のある病院では、1987年から慢性腎炎の進行を抑制する方法として低タンパク食を採用しているという記事です。
一日のタンパク質摂取量を減らすことで、人工透析に入る時期を遅らせることに成功した例があるといいます。
これだけ聞くといい話のように思う人がいるかもしれませんが、私たちも動物もタンパク質の上に生きています。
だから、低タンパク食のツケは必ずやってきます。
犬猫の場合、血液検査で腎臓病の指標はクレアチニンの数値ですが、血中尿素窒素(BUN)も腎臓病の指標の一つとして使われています。
この血中尿素窒素は、高タンパク食や体内で筋肉が分解されるような時にも数値が上昇します。
だから、血中尿素窒素の数値だけで腎臓の状態を推測することはできないものです。
低タンパク食にすると、この血中尿素窒素の数値は下がります。
これって、血液検査の数値の帳尻合わせをしているだけではないでしょうか。
低タンパク食が選択される根拠は、腎臓の負担の軽減にあるという理屈ですが、
タンパク質の窒素は尿素や尿酸に変えられ腎臓から尿に捨てられるので、その仕事が軽くなるという論理です。
検査数値の帳尻を合わせたり、その他医療の事情については、確かに間違っていない
理論だと思いますが、体が正常にはたらくという観点から考えるとどうでしょう?
長期の薬の投与が腎臓機能を悪くするし、口内の環境が悪ければ歯周病菌の影響も受けてしまいます。
汚い油や不飽和脂肪酸を摂り続けると嚢胞を作ったり腎臓が悪くなる原因になります。
そもそも低タンパクや高タンパクの定義がはっきりしていませんが、手作りで高タンパク食を作るのは無理ですよね。
タンパク質含有量を気にするより、日々の食事内容の方がずっと重要ではないでしょうか。
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