トランス型脂肪酸はマーガリンやショートニングといわれるものです。
これは多くの加工食品に含まれていて冷凍食品にも多く含まれています。
多くの加工食品にはパーム油が含まれている可能性が高く製造過程でトランス型脂肪酸が発生します。
パーム油は非常に毒性が高く、先進諸国では食用として禁止している国も多いといいます。
恐ろしいのは、日本で流通している食用油の3分の1はパーム油といわれていることです。

マーガリンやショートニングの原料となる植物油は、常温では液体になっているため、水素を添加して融点を上げ、常温でも固まるように加工されています。
つまり水素を添加して硬化させている油です。
石油から作るのがプラスチックで、植物から作ったプラスチックがトランス型脂肪酸ということではないでしょうか。
そのため、分子の立体構造が変わってしまいます。
分子の立体構造が変わってしまったために、トランス型脂肪酸を摂取すると、体内でさまざまな有害性を生むといわれています。
加工品だけではなく、植物性の油を使って高温で揚げたり炒めたりしてもトランス型に変わってしまいます。

肝臓でコレステロールを合成するのですが、一番コレステロールの合成を促すものは動物脂肪の飽和脂肪酸なのですが、その次がトランス型脂肪酸なのです。
このトランス脂肪酸はLDLコレステロールを作るのを促す物質でもあります。
他には糖質を含む食品を過食することによってもコレステロールはたくさん出来てしまいます。

LDLコレステロールが出来過ぎるとさまざまな問題が起こるのです。
これが胆泥症や胆石にも関わってきます。
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