ペットの皮膚のトラブルで悩んでいらっしゃる飼い主さんは多いのではないでしょうか。
その多くは特定の食材があたっているからと、その食材を避けてもなかなか治らないのが現状で、薬で症状を抑えるという手段しかないのが現実のように思います。
皮膚トラブルは、本当に特定の食材がアレルギーを引き起こしているのでしょうか？

皮膚トラブルを抱えている多くの飼い主さんは、アレルギー検査をして、特定の食材を避けるようにいわれてそれを実施されています。
しかし、皮膚トラブルが解決したというお話はほとんど聞くことがありません。
つまり、そもそものアプローチが間違えているのではないでしょうか？

アレルギーを引き起こす原因の一つにリーキーガットが大きく関わってきます。
このリーキーガットを改善しないと、免疫の攪乱が起き続けるのではないでしょうか。
免疫の攪乱には、ガンを攻撃するサイトカインの一種のTNF－αという物質が大きく関わっているといわれています。
サイトカインとは、細胞間の情報を伝達する物質です。
TNF－αは、不要な細胞を排除するほか、感染防御・抗腫瘍作用を持つ物質です。白血球から作られ、腫瘍壊死因子ともいわれています。

つまり、ガン細胞を毎日やっつけてくれている免疫が間違って他の場所を攻撃するということです。
これが間違って皮膚を攻撃すると、人の場合だとアトピー性皮膚炎ということになります。

もう一つ、皮膚トラブルの大きな要因は、ずっと摂り続けている食事から入ってくる毒を皮膚に捨て続けていることです。
人でもチョコレートやケーキを食べた翌日に、膿を含んだできものが顔にできたりした経験があると思います。
植物性の油が酸化してできるアルデヒドやトランス型脂肪酸、パーム油などは毒性が高いものです。
これらを体は必死になって皮膚で捨てているのではないでしょうか。
だから、鶏肉や牛肉といった特定の成分が問題ではなく、食事成分の中で慢性毒性のあるものを継続して摂っているからでは？

日常的に毒性の高いもの、ホルモン様作用のあるものを摂っていれば、数か月後、数年後にその子の免疫の器（コップ）の許容を超えてしまうことがあります。
そのコップから１滴でも漏れれば症状が出たり、それがずっと続けば病気になったりするのは？

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