植物性の油でも血糖値が上がる

甘いものを食べ過ぎると糖尿病になるというのは多くの人が知っていると思います。
ペットでも糖尿病という病気はたまにお聞きします。
うちの子は甘いものなんて与えていないのになぜ糖尿病になるの?
と思われている飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

実は植物性の油の過料摂取でも糖尿病になってしまいます。

お肉でもごはんでも、どんなものでも食べ過ぎてしまうと余剰のブドウ糖になります。
余剰のブドウ糖があると、どうなる?
余剰のブドウ糖を中性脂肪に転換します。

その中性脂肪はどこに溜めるのか?
一番最初は皮下脂肪で、お腹が出てきたり、二の腕がたるんできたり、顔が丸くなったりします。

それでも溜められなくなったら、どうなる?
内臓脂肪に溜めます。腎嚢胞、肝嚢胞、甲状腺嚢胞など嚢胞を作ったり、粉瘤で皮膚にたまったりします。

それでもダメだと、アポクリン汗腺から捨てます。
ペットの皮膚トラブル、人の場合は皮膚トラブル以外でも加齢臭やわきがというのがあります。

脂肪脂肪は最大1.3倍ぐらいまで溜めれますが、それまではホルモンが出て、どんどん中性脂肪を溜めろというようになっています。
これで血糖値が上がらないようにしているのです。

ところが、もう限界で油を入れるところがないとなると、このホルモンが出なくなります。
そうすると、次は別のホルモンがはたらいて食欲を落とそうとします。

それでも食べてしまったら、普通はインスリンが出てブドウ糖を脂肪に転換するのですが、脂肪がもう満タンだからダメだといったらしょうがないので、インスリンを出すのをやめてしまいます。
いわゆる、これがインスリン抵抗性です。

そうするとブドウ糖を脂肪に転換しないで血糖値を上げてしまいます。
これが食べ過ぎの糖尿病です。

ところが、植物性の油は皮下脂肪に溜めるより、先に内臓脂肪になってしまうのです。
甘いものも食べてないし、過食もしていないのに血糖値が上がってしまうのが植物性の油なのです。
植物性の油の過剰摂取が与える影響はたくさんあります。

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