植物性の油が自己免疫疾患を作る

自己免疫疾患とは、本来なら体を守る「免疫」という仕組みに異常が生じて自分自身の体の一部を攻撃してしまう病気の総称といわれています。
自己免疫疾患にはさまざまな病気があり、人で代表的な病気としては関節リウマチ、バセドウ病、橋本病、シェーグレン症候群などが挙げられています。
ペットの場合は、IBD(炎症性腸疾患)Inflammatory bowel disease という病気を聞くことがあります。
ずっと下痢が止まらなくて、動物病院へ行けばずっとステロイドを使った対処療法をされる獣医さんが多いと聞きます。

実は、ペットの皮膚疾患やけいれん発作なども自己免疫疾患ではないでしょうか?
アトピー性皮膚炎や花粉症などはアレルギーに分類されますが、アレルギーの定義からは外れているのでは。
ペットの皮膚疾患の場合は、アレルギー検査をして特定の食材などがあたっているといわれますが、本当にそうなのでしょうか?
あたっている食材を避けて改善したという事例は聞いたことがありません。
これを自己免疫疾患と考えた場合、つじつまが合うのです。

小麦のグルテンなど、免疫を攪乱させる食事を摂っていると、本来ガンを攻撃する免疫が間違えて他の場所を攻撃します。
これが皮膚だったら皮膚疾患ということになるのでは。
このガンを攻撃する免疫の原料を増やすのが、オメガ6系の植物性の油のリノール酸です。
リノール酸はオリーブオイルなどの精油した油、加工品に多く含まれています。

また、乳製品に多く含まれるアラキドン酸もオメガ6系のあぶらです。
リノール酸もアラキドン酸も体には必要な油ですが、とんでもなく摂りすぎているのではないでしょうか。
動物でいえば、必要な許容量の100倍以上も摂っている子が多いのではないでしょうか。
アラキドン酸は炭素が20個の分子構造で、これが生理痛などの痛みに関与しているプロスタグランジン(炎症物質)の材料にもなります。
これらの病気は結局、自分で作ってしまっている病気といえます。

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