犬猫の療法食とトクホについて

犬猫には「療法食」というフードがあります。

腎臓病、尿路結石、肝臓病、心臓病、アレルギー、消化器サポートなどさまざまな種類のものがあります。

療法食って何?
病気によってフードを構成している成分の何が違うの?

など、詳しいことはペット食育1級認定講座でお伝えさせていただいております。

人の場合、療法食というものではありませんが、特定保健用食品(トクホ)とうものがあります。

トクホとは、生理学的機能などに影響を与える保健機能成分を含む食品のことです。

消費者庁長官の許可を得ることにより、特定の保健の用途に適する旨を表示できるようになります。

現在までにあるのが、

・血糖・血圧・血中のコレステロールなどを
正常に保つことを助ける。

・おなかの調子を整える。

・骨の健康に役立つ。

などの保健機能の表示が許可されています。

トクホの中の一つに「蕃爽麗茶」(ばんそうれいちゃ)というものがあります。

この蕃爽麗茶は、「血糖値が気になる方へ」とうたわれている商品の一つです。

ポリフェノールのはたらきで食後の血糖値の上昇を抑えるはたらきがあります。
とうたわれています。

これってどのタイミングで飲むのが効果的なのでしょう?

それは蕃爽麗茶に含まれる成分の化学構造を見ることで推測することできます。

蕃爽麗茶の主成分としては、タンニン、ケルセチン、ビタミンCといったところでしょうか。

タンニンとは、植物の葉などに含まれるポリフェノール類の総称です。

タンニン類の物質は、ストリクチニンという物質がありますが、この物質の化学構造を見るとα-グリコシド結合に類似した構造が見られます。

つまり、蕃爽麗茶に含まれるタンニン類は、α-グリコシダーゼのはたらきを阻害すると考えられます。

糖尿病の治療薬の中に、α-グリコシダーゼ阻害薬というものがあります。

α-グリコシダーゼのはたらきを阻害するということは、糖の吸収が阻害されるということです。

ということで、どのタイミングで飲むのが効果的かというと、食事直前もしくは、食事中に飲むのが効果的だとわかります。


しかし、糖の吸収を阻害して血糖の上昇を防ぐことが本質的な解決なのでしょうか?

これは糖尿病の本質がわかれば、そうではないことがわかります。

血糖値の維持は、生き物にとって最優先されるべきものです。

脳にエネルギーが供給できなければ、それは死を意味するからです。

問題は、グルコースが血液中に残ってしまうことです。

症状を抑えたり、悪化する原因を減らすものはたくさんあります。

これらが悪いということではありません。

しかし、本質にアプローチしないと治るという目的は達成できないのではないかということです。

楽になればいいのか、症状が落ち着けばいいのか、治したいのか、ということではないでしょうか。

ケアを頑張っているのだけれど、
なかなか自分が思う結果が出ない!

うちの子に合った適切なケアや食事やサプリ
などのアドバイスをしてほしい。

私自身の体調不良を何とかしたい!

という飼い主さんは、
結果を出すための選択肢の一つとしてぜひ、

「人とペットの遠隔レイキNヒーリング」をご活用ください。

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