人間の場合、
ある精神科の医師は、うつやパニック障害の病気が寛解(症状が出ない)に至っても、完治しない!
とおっしゃっておられます。
いくら医師が頑張っても、薬物治療を中心とした一般的な治療では改善しない患者さんが多くいらっしゃいます。
例えば、
うつ病であれば、薬物によって抑うつ症状を緩和させ病気の症状がほとんどなくなったものの、完全に治癒した状態ではない。
つまり、
薬物を必要としなくなる完治には至らないということです。
なぜ、
薬物治療で完治しないかというと、
うつやパニックの原因が「鉄不足」だったから。
精神医学の教科書に食事のことは一切書いていないらしいです。
特に日本人女性は、肉類を中心とした動物性タンパク質をあまり摂らない傾向にあります。
2012年4月より、栄養療法を取り入れた治療で、タンパク質+鉄分の摂取で、うつ・パニック障害が劇的に良くなったという臨床結果を得られています。
食事で鉄分を摂取しても、鉄を体内で貯蔵できるフェリチン(鉄を貯蔵できるタンパク質)がなければ鉄分は不足します。
この飽食日本において、栄養失調で餓死する人はいなくても、
体内で必要な栄養素不足が原因で病気に苦しんでいる人はたくさんいるということではないでしょうか。
誰も食事の問題とは思っていないということですね。
私はペット食育上級指導士として、ペット食育講座で犬猫の食事についてお話させていただいておりますが、食事の大切さを実感しております。
皮膚病で苦しんでいたワンちゃん、膀胱炎や結石で苦しんでいた猫ちゃんが、食事を替えるだけで改善することがあるのですから。
もちろん、
食事だけでは改善しないこともありますが、病気で苦しんでいる人や動物の改善の第一歩は食事からではないでしょうか。
身体は食べた食事からできていますし、身体の免疫もタンパク質が原料です。
食事の基盤は大事ですよね。
食事を厳密に管理する必要もありませんし、たまにはいい加減な食事でもいいと思います。
なんなら飼い主さんが忙しい時は一日食事なしにしったっていいし、ペットフードでもなんでもいいと思います。
そのいい加減な食事がずっと毎日ずっと続けば健康を維持できないワンちゃん・猫ちゃんがいる。
ということだと思います。
人も動物も大きくは変わりません。
犬と猫、人との違いはわずかだけです。
犬にとって感受性の高い食材があるとか、猫は太りすぎると耐糖能が低下する(肝リピドーシス)個体がいる
などなど、
栄養学の基本を知れば、犬猫の食事への不安の多くは解消されます。
また、犬猫の健康は、飼い主さんの健康があってこそ!だと思っております。
ペット食育講座を受講することによって、
飼い主さん、ワンちゃん、猫ちゃんの食事や生活を見直すきっかけになれば幸いです。
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ワンちゃんや猫ちゃんにもペットフード以外の食事の選択肢があってもよいのでは?
ペットフードもいいのですが、手作りごはんもいかがでしょうか!
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犬猫に「食べさせたらあかんやろ~!」の裏側が分かる!
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7月12日(日)に、
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